高砂で採れる竜山石は、古墳時代から現在まで1700年もの間採石され続けている、長い歴史を持つ石材です。
古くは石棺として利用され、主に権力者の石棺にこの竜山石が使われたことから、「大王の石」と称されてきました。
現代では、家の土台や石垣など、建築や造園に広く利用されています。
竜山石は硬度などの性質が均質で、節理が少なく、軟質なため採石や加工が容易いという性質をもっています。竜山石には、青、黄、赤の3色があり、中でも赤色は産出量が少なく、貴重です。
この石のやわらかな色合いと、手に取ったときのなめらかな感触が竜山石の魅力です。
